アトピー、慢性的にストレス状態にあることを教えてくれている
アトピーは、今は一部の人にのみ症状が出ているけど、これからはもっと多くの人がアトピーやアレルギーに苦しむかもしれません。
アトピーにかかっている私たちは、先進事例だと思って自分の症状を他の人に役立てることができます。アトピーじゃないお母さんは、子供がアトピーにかかったら、どうすれば良いか、対処するのに時間がかかることが多いです。
アトピーの私たちは、精神面の扱い、正しい情報の取り方、薬との付き合い方、全て悩んできたことだからたくさんのことを伝えることができます。今までの辛い経験に自身を持ちましょう。
アトピーは、本当に分からない病気。
いつ治るのか、一生治らないのかも分かりません。個体差がありすぎます。
19世紀にヨーロッパで大流行したコレラは、終息しました。今もコレラは安全な水が確保できない場所でかかる人がいるけど、それと19世紀のものは別ものです。
今は、まだアトピーは対策を打つことができていないもの。終息していません。
アトピーの人に対して理解が深まり、生活補助金が出ればストレス軽減できると思いますが、これからを期待するばかりです。毎日、体を掻くたびに、「もっとひどくなったらどうしよう。仕事を辞めないといけなくなって生活ができない。」という不安がつきまといます。そうは思っていなくても、心の底には不安の塊があります。
最近私は、アトピーは心の健康状態を皮膚から伝えているものだと考えたり、毒出しがうまくいっていないということを伝えるものではないか、と考えることがよくあります。
これまでは、兄弟もアトピーなので、アトピー体質だと思い込んでいました。ただ、何かを打ち破るには180度反対の考え方をしてみることが方法の一つだと思います。子供の頃から、比較的精神的に弱いタイプでした。だから、他人からの冷たいプレッシャーが極度のときは、体にぶつぶつが出来たりしました。アトピーとは別ものです。ミミズがはったような膨れです。
そのように、極度のストレスが皮膚を通して「大丈夫ではない。何とかして」と伝えることがあります。
その状態が慢性的になってアトピーとして現れている。
自分は大丈夫だと思っていても、実際はそうじゃないケースもあります。
大丈夫と言っていながら、「アトピーがひどくて人前に出られなくなったらどうしよう」という不安にさいなまれているなら、大丈夫じゃないんですね。頭では大丈夫と判断しているが、状況は大丈夫ではない。
大丈夫と言っているのは、他人から心配されないようにするためです。
もっと、心の底から訴えていることに耳を傾けないといけませんでした。
これからは尋常じゃないくらい、体と心を休ませることに力を注ぎたいと思います。
体に関しては、今までよりも睡眠や昼寝を重視するということです。5分や10分でも良いので、昼寝をしたら、いったん悩みを止め、リセットすることができます。目をつぶって座っているだけでも良いです。
心に関しては、他人から中傷を受けたときは、そのことについてループのように延々と考えないことです。
ロバの耳の右から左へ、スーっと風が抜けていくイメージをしてください。
(中傷は、言葉とは認識されず、ただ息が漏れているだけです。)
そしてロバは、他のことを考えています。天気のいい日の花畑、旅行したい遠くの場所、湯気が立っている美味しい料理、ふかふかの布団・・・。
歯医者さんで治療を受けるときは、そうすることがよくあります。
「お昼ご飯、どんな美味しいものを食べようかな」とか。
注射を受けるときも、別のことを考えます。
「ああ、あのときはものすごく楽しかったな、また遊びに行きたいな」とか。
同じ方法を使えば簡単です。私は、徐々にそう考えることができるように訓練中です。
もう一つの方法は、他人から私の罪悪感を刺激する目的で中傷されたときに、悩むのを先回しにすることです。(そもそも、悩む必要がないのですが。)
とても効果があります。
悩みは来週の木曜日の12時から考える時間をとっているので持ち越ししよう
と考えるのです。
「中傷されたので、それについて悩まなければ」と思っていたのがこれまでの自分です。
中傷は、もっとくだらないもので、取り扱うのを1週間先送りしてよいもの
と考えましょう。ストレスを抱え込まず、アトピーのもとが大量発生し&どんどん悪玉化して皮膚の表面から出現しないようにする方法です。
うまくストレスを抱え込まない方法を身につけたら、アトピーも去っていくと期待しこの新しい訓練を続けます。みなさんも試してみてください。